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鉄道模型(Nゲージ)を主とした、趣味のブログ。 ※PCでの閲覧を推奨します。
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今回は、KATOから発売された183系の「旧グレードアップあずさ」の 模型です。
183系1000番台は、’74年に登場した直流形特急電車で、先に登場して房総地域で活躍していた0番台を基に、耐寒耐雪構造を強化して誕生した形式です。
モデルに成っている車両は、民営化後の中央線での高速バスとの競合の為、高速バスへの対抗策として’87年に車両をグレードアップさせた編成で、車内は指定席を中心にシートの交換・シートピッチの拡大・ハイデッカー化・側窓の大型化などといった大幅な改造が加えられました。また外装は、当時の画一的な特急色の車両達の中で一際目立つホワイト系のツートンカラーにグリーンとピンクのラインという斬新な塗装で、大好きな車両でした。
この模型は、JR東日本の特別企画品として販売された物で、実車は指 定席車のみ大窓、自由席は小窓の筈なのですが、全車大窓で生産されたモ デルで、後に実車通り大窓・小窓を作り分けた商品が販売されています。
セットは6両編成で、
クハ183
モハ182
モハ183
サロ183
モハ182(M)
クハ183 となってます。
▲クハ183 正面
ヘッドマークはシール式で変換装置はありません。
▲クハ183
▲モハ182
▲モハ183
▲サロ183
実車はこの後、長野オリンピック控えてのイメージアップの為に’92年から新塗装へ移行してしまい短命に終わってしまいました。しかし後に、波動用の189系がこの「グレードアップあずさ色」に復刻して驚きました。
この「グレードアップあずさ」の模型は、新宿駅で実車に一目ぼれして自分が始めて買ってもらった鉄道模型なので、思い入れもひとしおの車両です。