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鉄道模型(Nゲージ)を主とした、趣味のブログ。 ※PCでの閲覧を推奨します。
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マイクロエースから分売されました「AEカプラー」を使用してみました。
当方のレイアウトはスペース上の制約で、TOMIXのR177のミニカーブレールを使用しており、最近の鉄道模型主流となっているボディマウントカブラー装着車が通過不可能となっております。
最近のNゲージ車両(TOMIXのHG車両など)は、直線時の車両間隔が幌と幌が繋がっている様に見える位に車間を詰める様になっており、これが急曲線通過の障害となってしまってます。
ただし、実際走行させてみると車端がぶつかって、擦れているのかもしれなく車体にダメージは発生しているかもしれませんが、意外と当方のレイアウトでは低速で走行を楽しむ分には脱線などの不具合は発生せずに走行できてしまいます。車体のダメージを考えれば精神衛生上はよろしくありませんね。
折角購入したお気に入りの車両も、ただ箱に入れて仕舞っておくのは何とも勿体ない、折角レイアウトがあるのだから走行して楽しみたいと思うのですが、この連結間隔をどうにかしなければなりません。
車間が広いカプラーとして昔からNゲージの標準とされていた「アーノルドカプラー」が存在するのですが、昔の車両の様には台車に取付ポケットが無く取付ける手段が無いのです。これではお手上げです。
そこで、「TNカプラー」取付規格の「アーノルドカプラー」が販売されないかと願っていた所、マイクロエースから分売の発表があったのがこの商品「AEカプラー」でした。
まさに、希望していた通りのボディマウント式の「アーノルドカプラー」です。連結器の見た目こそ全く実感味がありませんが、編成中に組み込んでしまえば気になりませんし、機能的で期待が持てます。
マイクロエースの模型はTOMIXの「TNカプラー」の取付が非公式ながら対応しており、多くの製品にTNカプラーの取り付け口が用意されており、マイクロエースから販売されているマイクロカプラーも「TNカプラー」と取付規格が一致しており、確認のため「TNカプラー」と並べてみましたが、並べた感じ取付に問題はなさそうです。それにしても、「アーノルドカプラー」すごく大きいですね。
取付は簡単で、製品にあらかじめ取付られている「TNカプラー」をマイナスドライバーでこじって取り外し、その取付凸部に「AEカブラー」をはめ込んでセットするだけです。
●取付前後の比較です。
▼TOMIX165系HG 「TNカプラー」状態
▼TOMIX165系HG 「AEカプラー」交換後
想像以上に車間が開いてしまって驚きです。ただし、これだけ間隔があれば十分R177mmのミニカーブレールも十分通過出来そうです。
●続いて、TOMIXのキハ58HGで試してみました。
▼TOMIXキハ58系HG 「TNカプラー」状態
▼TOMIXキハ58系HG 「AEカプラー」交換後
こちらは、取付部が少し車体中央寄りに奥まっている関係で、車間が少し縮まっています。
▼実際にR177mmのミニカーブレールを通過させている状態です。
車間の少し縮まっているキハ58でも十分なクリアランスを以てR177mmのミニカーブレールを通過できております。
当初の目的であった、177mmのミニカーブレールを使用したレイアウトにて、車体マウント式カプラーのHG車両の走行を楽しむ事が出来る事が確認できました。ただし、次の問題もわかりました。
TOMIXのTNカプラーやKATOの密連形カプラーはガッチリと連結されていますが(編成中の動力車が脱線転覆しようものなら、編成全体が一緒に転覆してしまう程)、アーノルドカプラーは、ただ隣の車両のカプラーと引っ掛かっているだけなので、縦方向の変動に弱く、台車マウントでなく車端マウントである影響が出てしまい、勾配の変化点での解放してしまう事が多々発生してしまう問題が発生してしまいました。
幸い私のレイアウトでは片側の勾配変化がきつかっただけだった様で、進行方向を決めて走行させれば楽しむことができました。フローリングなどのお座敷レイアウトや、平坦なレイアウトでは問題になる事は無いでしょうね。
当初の目的である、TOMIXのHG製品の当レイアウトの走行は可能になりました。。
おそらく参考にする方はいないでしょうけど。