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鉄道模型(Nゲージ)を主とした、趣味のブログ。 ※PCでの閲覧を推奨します。
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今回は、マイクロエースの国鉄781系 特急色 特急「ライラック」6両セットの模型です。
781系は、国鉄初の交流形特急電車で、北海道内用の形式として登場しました。北海道の厳寒期にも対応すべく、走行システムは耐寒耐雪構造に実績のある711系の方式を踏襲し、車体は当時製作されていた485系1000番台をベースに設計して誕生しました。
模型の方は、特急色をした国鉄時代で仕様で、、新塗装化・2扉化改造・4両の短編成化前の編成を再現しており、着雪防止を目的として丸みを帯びた先頭形状、露出形の灯火類、屋根上のスタビライザー、雪中での被視認性を向上を目的とした独特の塗装といった実写の特徴をよく捕らえていると思います。
セットは、6両で
クモハ781-1
サハ780-1
モハ781-1(M)
サハ780-2
モハ781-2
クハ780-1
となってます。
▲クモハ781 正面 |
▲クハ780 正面 |
子供の頃、781系は独特の先頭形状と前頭部赤帯がヘッドマークまで回った塗装、4灯もあるヘッドライトなど、その特別感が気になる形式でした。キハ183系基本番台・キハ183系500番台と北海道の特急形を製品化していたTOMIXから製品化されるのではと期待していましたが、運転区間が限られ、華がないモノクラスの編成だったからなのか、長い間製品化に恵まれず、ようやくマイクロエースから販売されたことに驚きました。
本当は、爽やかな塗装変更後のモデルが欲しかったのですが、赤帯のUシート車が入った編成が嫌だった事と、シングルアーム式のパンタグラフが嫌いな事もあり、特急色のモデルを購入する事になりました。
今回は、マイクロエースから販売された115系300番台 新信州色 6両セットの模型です。
115系は地方路線の近代化の為、近郊形111系ベースをベースに出力増強・抑速ブレーキを装備した勾配線区向け近郊電車として登場しました。模型となっている300番台は、冷房技術の確立を以て、新製時より集中式冷房装置が搭載され、客室窓がユニット化・難燃化対策が施され、先頭構造が強化といった設計変更がなされて’73年に登場した形式です。
モデルとなっているのは、中央本線の豊田電車区に配置されていた115系の6両貫通編成が2000年に松本電車区に転属した際に、新長野色に塗装変更された2編成の内の1本です。
模型の方は、長野オリンピック開催に向けてイメージアップの為に登場した「新信州色」と呼ばれる、ライトグレーをベースにスカイブルーとライトグリーンの帯を配した塗装で、シングルアーム式のパンタグラフ(PS35)を装備、編成中1両のモハ114に霜対策として霜取りパンタグラフを装備してWパンタ化した編成を再現しております。
セットは、実車と同様の6両編成で
クハ115ー400
モハ114ー305(霜取りパンタ付)
モハ115ー305(M)
サハ115ー301
モハ114ー355
クモハ115ー319
となってます。
▲クハ115 正面 |
▲クモハ115 正面 |
▲霜取りパンタグラフ |
▲シングルアームパンタグラフ(PS35) |
このモデルを購入当時、中央東線甲府以東でも新長野色の115系を良く目にする様になっており、前々から欲しかったので購入した商品です。モデルの方は編成中の貫通扉の更新工事による塗装の違いまで再現されてあり関心させられました。
今回は、KATOの189系国鉄色「あさま」5両基本セットの模型です。
昭和40年代、信越本線の特急「あさま」に181系が使用されていましたが、急勾配の碓氷峠(信越本線の横川ー軽井沢間)を通過するのに、EF63形電気機関車の推進・牽引による無動力運転の制約上、編成数が8両に制限され輸送上のネックとなっていました。
また、車両の老朽化が目立ってきた事もあり、代替形式として1975年に登場したのが189系特急形電車で、信越本線の特急「あさま」を最大12両編成で急勾配の碓氷峠を通過可能なように、183系1000番台をベースにEF63との横軽協調運転機構が付加された形式です。
モデルは、特急色をした国鉄時代の189系で、1号車側先頭車のクハ189-509先頭部にはEF63と連結可能な様に密連形カプラーを装備、号車札・特急札のサボは印刷済み、側面方向幕もL特急特急あさま・長野行が印刷済みの仕様です。
セットは、5両で
クハ189-509
モハ188-30
モハ189-30
サロ189-9
クハ189-2
となってます。
▲クハ189-509 正面 |
▲クハ189-2 正面 |
▲あさま(文字) |
▲あさま(絵入) |
▲そよかぜ(文字) |
▲そよかぜ(絵入) |
▲第2パンタグラフ周り |
▲第1パンタグラフ周り |
KATOの189系は当時グレードアップ編成は製品化されていましたが、特急色は製品化されていなかったので、歓迎した記憶があります。製品は、サボ・側面方向幕は印刷済み、室内も普通車が青色・グリーン車がエンジ色で成形されており当時精巧な製品だなと思いました。