/画像ポップアップ/
鉄道模型(Nゲージ)を主とした、趣味のブログ。 ※PCでの閲覧を推奨します。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今回は、マイクロエースから販売された485系「シルフィード」+DE10-1701・4両セットの模型です。
「シルフィード」は1990年に、火災事故で運用離脱した欧風気動車「サロンエクスプレス アルカディア」の後継車として、新潟地区に登場した3両編成の欧風電車です。種車となったのは、当時余剰となっていたサロ189形となっていますが、車体は新造し、485系1000番台の予備部品を使用して製造されています。
新造された車体は165系「パノラマエクスプレスアルプス」と同様の前面展望を有する先頭部を持つことが特徴で、非電化区間にディーゼル機関車の牽引によって、入線できる様に1号車にディーゼル発電機を搭載しています。
また、非電化区間へ入線時に牽引するため、「シルフィード」色に塗装変更されたDE10-1701が用意されていました。
モデルとなっているのは、2001年にカーペット車「NO・DO・KA」に改造される前の「シルフィード」時代を再現したモデルで、非電化牽引用のDE10(非動力)もセットされています。
模型の方は、実車の特徴的な前面展望車の形状、中央本線の低断面トンネル通過の為に低屋根化したパンタグラフ部の低屋根構造、交直流車両特有のにぎやかなパンタグラフ周り、アイボリーをベースにライトグリーンとラベンダー色の帯を配した塗装など、実車の特徴をよく捉えたモデルだと思います。
セットは、機関車1両+3両で
DE10-1701
クモロ485-1
モロ484-1(M)
クロ484-1
となってます。
▲DE10 正面 |
▲クモロ485 正面 |
▲クロ484 正面 |
実車は、小学生頃に大宮駅で偶然目にする機会があり、「パノラマエクスプレスアルプス」とはまた違った落ち着いた爽やかな塗装で好きになった車両です。模型の方も、実車の塗装が良く再現されており良い雰囲気ですが、先頭車のライトユニットが少々大きくて、折角のパノラマ展望部の座席表現が無く窓下からちょっとだけはみ出しているのが残念です。
今回は、KATOのE127 系0番台 新潟色2両セットの模型です。
E127系0番台は、1995年に新潟地区に投入された一般形直流電車です。当時、新潟地区で一部の普通列車に使用されていた165系急行形電車の老朽化に伴う置き換えと、急行形の2扉デッキ付き車両である事から、混雑時に乗降に時間が掛かる問題の解決の為、3扉・オールロングシートの形で製造されました。
模型の方は、最小単位のクモハE127+クハE126の2両編成で、 同地区の115系の「新潟二次色」と呼ばれる明暗2色の緑帯を再現しており、 下枠交差形パンタグラフ・モハE127の屋根上に目立つブレーキ抵抗器が的確に再現されています。 行先表示は、前面・側面共に「新潟」印刷済みの仕様です。
セットは、2両で
クモハE127-6(M)
クハE126-6
となってます。
▲クモハE127ー0 正面 |
▲クハE126ー0 正面 |
E127系0番台は、新潟全域を走行する115系とは違い白新線・越後線・羽越線などの新潟近郊を走っていたイメージが強く、新潟駅の地上ホームに降りると良く目にした記憶があります。白新線で何度か乗った記憶があり、写真撮影した事があるから模型化を喜んだ車種でもあります(まさかKATOから製品化されるとは思っていませんでした)。
てっきり増備が続き115系を駆逐する形式だと思っていましたが、後続のE129系によって115系と共に駆逐されるとは思っていませんでした。
今回は、マイクロエースから販売された国鉄485系1500番台 テールライト改造 特急「いしかり」6両セットの模型です。
北海道の電化区間(札幌~旭川間)での電車特急運転が具体化し、北海道向けの交流形特急電車が試作開発されるまでのつなぎとして登場したのが、485系1500番台で、300番台をベースに耐寒耐雪装備を強化して誕生した形式です。
模型の方は、485系1500番台の特徴である豪雪時の視認性向上を考慮した運転台上の2灯式のヘッドライト、最後尾で巻き上げた雪の着雪で見えなくなる事を防止するために、突き出した形状の外ばめ式テールライト、北海道運用時の先頭連結器が自動連結器(ダミー)といった実車の特徴を良く再現していると思います。
セットは、実車と同様の6両で
クハ485ー1501
モハ485ー1501
モハ484ー1501(M)
モハ485ー1502
モハ484ー1502
クハ485ー1502
となってます。
▲クハ485ー1500 正面
ヘッドマークはシール式で、いしかりの絵入・文字のみが添付
※写真は、先頭前面の連結器を密連式に交換しています。
▲クハ485ー1500
▲モハ485ー1500
▲モハ484ー1500(動力車)
●パンタグラフ周り
▲前位側パンタグラフ |
▲後位側パンタグラフ |
この北海道用485系1500番台は、運転台上のヘッドライトを2灯搭載していて、計4灯の重装備な姿が特徴的で、幼少期に雑誌でその写真を見たときから非常に好きな車両です。
以前、TOMIXから「北越・雷鳥・白鳥カラー」として上沼垂色で製品化されていた事がありましたが、入手できなかった事を後悔しておりました。また、鉄道模型から遠ざかっていた時期にベーシックセットEXに特急色の編成がセットされて販売されていたらしいのですが、入手する機会を逸してしまいました。(因みに、私が知っている頃は前面貫通路付200番台だった気がします。)
その様なことで、マイクロエースから485系1500番台の製品化には喜びました。ただし、マイクロエースの車両全般にいえる事ですが、パンタグラフが綺麗にたためない事だけが残念です。私は、馴染みのない北海道時代ではなく、本州に戻って来た以降のイメージで、先頭部連結器の交換、ヘッドマークも東北特急の「あいづ」にして楽しんでます。