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鉄道模型(Nゲージ)を主とした、趣味のブログ。 ※PCでの閲覧を推奨します。
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所用で100円ショップのセリアに立ち寄った際に、偶然目に留まった商品。JR貨物のコンテナを模したブリキの収納缶で良くできているなぁと思わず手にとってしまいました。
サイズは2種類ありまして、大型の20フィートコンテナと一般的な12フィートコンテナをモデルにしている様です。
ブリキの収納缶のサイズは
・20フィートコンテナ:長さ11.5cm×幅5cm×高さ5.4cm
・12フィートコンテナ:長さ8cm×幅5cm×高さ5.4cm
でした。
12フィートコンテナと20フィートコンテナの各3種類ずつの展開で計6種類ある様で、JR貨物承認済と記載されてます。
20フィートコンテナ側面扉側のリブこそ気になりますが、塗装が綺麗で、凹凸の表現が良い雰囲気を出しています。また、コンテナの上下に凹凸があって積み重ねて使用しても安定するデザインとなってます。
コンテナの上面はフタとなっており、収納ボックスとなっているので、USBメモリーやSDカードなどの小物収納に丁度良いです。私は、鉄道模型のカプラーなどの部品の収納に使用しています。
良く目にする現行の赤紫色のコンテナは個人的に嫌いな色なので、コンテナブルーの製品に満足してます。出来ればC20形のコンテナが商品化して頂けると嬉しいですね。
中央線にて長らく特急電車として活躍し、近年は波動用として臨時快速や特急などの運用に就いていた、豊田車両センター所属の189系で特急色を纏ったM51編成が4月を以って引退をするとの事から、
その引退を記念して、JR東日本の八王子支社が、ラストランツアーを開催するということで、去る、18年4月27日(金)に豊田駅~長野駅への片道で運転が行われました。
定員300名での募集との事で、応募殺到で応募してもどうせ落選するだろうと思い、当初は撮影を楽しもうと思っていましたが、
前回のM50編成の際、イベント告知も知らずに応募出来なかった事と共に、今回を逃すと大好きな形式である183系列の特急形に二度と乗る機会を逃すかもしれない!と考えるに至り、「当たったらラッキー・どうせ落ちるだろう?」といった軽い気持ちで、応募してみました。
締め切り日を過ぎても連絡が無いので、落選かと思っていたところ、1週間を過ぎた辺りで突然の電話で、ツアーの参加が決定。JR八王子駅のびゅうプラザで無事に切符を手にする事が出来てしまいました。正に青天の霹靂です。
あるネットの情報では、M51のラストランは5.14倍の倍率だったみたいですね。
当日は、「むさしの号」にて豊田駅入りです。中央線内は遅れが発生しているとの事で、少々心配しながら向かいました。
直前まで、何番線に入線するのかさえ分からずウロウロしていましたが、電光案内板に列車名が表示されて、ホームが活気付いてきました。
国鉄特急形電車のイラストまで表示出来るのですね!!驚きました。
ホームでの混乱防止の為か、撮影の譲り合いをお願いする放送が続く中、ようやく本日の主役である、189系M51編成特急色の車両が1番線に入線して参りました。
乗車してしまうと撮影出来ないので、発車までの短い時間で撮影に向かう事に。
最後尾は既に人だかりが出来上がっていて大変な事に・・・。
ヘッドマークは、予想通りの「団体」を表示しての登場。他の189系編成も同様でしたので、全く期待もしてなかったので、ある種の安心を感じました。
ようやく、復活された(国鉄)JNRマークが貼り付けられた、先頭部の撮影に成功です。
時間が無いので、これ以上の撮影を諦めそくささと移動。側面の方向幕は「団体」表示でした。
今回乗車する事となったのは、先頭から数えて5両目となる2号車です。号車番号札がかすれちゃって何とも侘びしさを感じてしまいます。
2号車の車番は、「モハ189-25」でした。調べてみると'75年の12月製との事で、誕生してから約42年も経過した事になりますね。
折角乗車の機会を得たのだから、「189系M51編成ラストラン」に際して、オリジナルのサボサイズのボードを作成してサボ差しに設置・撮影をしてみたいと思い、準備して参りました。
実車に装着する事が出来て、感無量です!!
出発時刻が迫る放送が流れましたので、慌てて撮影し、即乗車です。(本当は、乗車する2号車で撮影したかった・・・。)
無事、乗車券に指定された2号車に乗車、座席を探します。
座席に到着後、すぐに189系M51編成が動き始めました。
中央本線・篠ノ井線・信越本線を経由した、長野まで5時間10分の旅です。
中央線の国鉄特急形電車に、最後に乗ったのは置き換えが発表された頃だったと思うので、16、7年程ぶりのはずです。今回のツアーに参加しなければ、本当に乗る機会が無かったかもしれません。
自分にとっては、これぞ特急といった車内に安心感を感じます。さすがに座席は簡易リクシートでは無く、リニューアルされていますが、こちらの座席の方が座り心地が良く、このタイプにも世話になった事も多いので十分ですね。
今回は、1人での参加でしたので、相席の方が心配でしたが隣の方は、都内から来た鉄道好きの息子さんとの家族3人で参加の方らしく、あいさつをしてみて一安心です。
進行方向左手の窓側席ですので、対向電車は楽しめませんが甲府盆地の眺めは期待出来そうです。
豊田駅出発時、沢山の方がカメラを向けて見送っていました。反対のホーム側に、横断幕が設置されていたみたいですね。全然気がつきませんでした。
本編成の所属していた豊田車両センターが見えてきた辺りで鉄道唱歌のオルゴール流れ始め車内放送が開始、この放送で素直に「長野への回送を利用して、団体臨時列車を設定致しました」といっている辺が、”これが189系M51編成にとって最期の旅なんだ”と妙に実感させられました。
西八王子を通過した辺りで、2001年の夜行で183系が急行アルプスに使用されていた頃の車内放送が再現放送されました。(チャイムはテープ録音らしいですが、自分にとってはこれが特急のチャイムだと感じる「ちょっとだけストレンジャー」を聞くことが出来て感動しました。183系当時の特急「かいじ」によく乗りました。)
相模湖駅辺りを通過する頃に、乗車券と共に渡されていたパウチャー券と引き替えに、お弁当とお茶の配布が始まりました。
189系M51編成の写真が画かれた特製の包み紙が掛けられた特製の弁当です。
豚肉が中心?の弁当でとても美味しかったです。(エビは本当はアレルギーが有るのですが食べてしまいました・・・、日本人はエビが大好きみたいでほぼ必ず弁当に居て困ります。)
同時に、JR東日本八王子運輸からの乗車記念プレゼントとして、
●183系・189系の写真が沢山載せられた乗車カード
●「189系M51編成ラストラン」の松本までの時刻表
の素敵な贈り物(2品)が配布されました。
車窓に目を向けながらお弁当を食していると、急に視界が開け、もう鳥沢の鉄橋か~と目をやると、
予想通り、沢山ファンがカメラを構えてお出迎え、手を振っていました。いい絵が撮れたのでしょうかね~?
大月駅を通過した辺りから、パウチャー券と引き替えに「さよなら189系M51ラストラン」の記念品が配られました。
189系M51編成を模した長い箱に入ってるのが、記念品の「ヘッドマークと方向幕のレプリカ」だそうです。
更に電車は進み、気が付けばブドウ畑が広がる勝沼付近です。
そして、甲府盆地を見渡せる付近へ、この辺を通過するといよいよ山梨に来たんだなぁ~と望郷の思いが沸いてきます。
塩山駅あたりから、山の間から富士山の山頂付近が見え隠れするようになり、189系も特急電車らしい走りになった気がします。
同じ2号車に乗っていた、鉄道ファンの方が記念に自作のカード配っており、自分も頂く事が出来ました。乗車した2号車の車番の入ったセンスの良い記念品ですね。
身延線の金手駅通過の際に、”「ありがとう!」189系M51”とJR東海職員による横断幕を掲示しての見送りが行われていました。
甲府城が見えてきました、いよいよ甲府駅に到着です。
1分ほどの運転停車の後、出発致しました。
甲府から先は、勝沼以東よりも、ずいぶん加速して高速運転している気がします。
気が付けば、もう小淵沢付近でしょうかね?
ようやく、「ありがとう189系M51編成ラストラン」のオリジナルグッズの車内販売がまわってきました。
購入しておきたかった、サボプレートやクリアフォルダーなどを手に入れることが出来満足です。
上諏訪駅にて運転停車です。213系を見かけました。
栃木デスティネーションキャンペーンの宣伝を兼ねて、205系「いろは」のイラストが入ったクリアファイルやキャンペーンのパンフレット・車両を模したケースに入ったチョコが頂けました。(プレゼントが多くて楽しいですね~。)
塩尻駅にて中央(西)線と合流して、篠ノ井線に入り松本へ。
ようやく、松本駅に到着です。
殆どの、特急「あずさ」などの特急電車は、ここで終点となりますが、本電車はまだ先の長野まで進みます。
豊田駅から3時間11分程経過したみたいですが、非常に快適で全く疲れていません。
4分ほど運転停車して長野へ向かい出発です。
松本から先は、子供の頃に乗った事があるだけで、乗車した記憶が残っていないので、楽しみです。
松本を発車してしばらくすると、国道沿いに梓川と安曇野の山々との組み合わせで車窓が素晴らしいですね。
車内にで、順番に乗車記念の撮影をしてもらえるサービスもありました。
また、乗車記念のスタンプも押印頂けるとの事で、折角ですので、乗車前に実際に装着して記念撮影した、オリジナルサボの裏側に押印してもらいました。
篠ノ井線の松本以北では、頻繁に運転停車するので、車内をまわってみる事に、先頭車のデッキまで向かい、運転席を覗いてきました。
先頭(6号車)の1両だけは、座席が簡易リクライニングシートなんですね。思わず「懐かしい~」と声が出ました。
基本、自由席ばかりを利用していたので、この形のシートに当たる事が多かったのですが、自由席も換装された車両が増えていた時代だった為、転換ペダル式の車両に慣れていた自分は初めてこのシートを回転させようとしたとき、困ったことを思い出してしまいます。
回転方法を知らない方も多いのでは?
姨捨駅にて、約25分ほど運転停車です。ドア扱いして頂けると写真撮影が出来てありがたいのですが、最後まで降車出来る機会はありませんでした。
姨捨駅をスイッチバックにて出発後、一路長野へ最期の全力疾走です。
豊田駅を出発してから約5時間10分で、ついに最後の営業運転目的地、長野駅に到着してしまいました。
急ぎ先頭車へ向かってみるも、ヘッドマークの幕まわしが始まってしまいました。
この189系M51編成は、1975年以降の長きに渡り走行し、その走行距離は550万Km超とのことで、残念な事に老朽化により引退となってしまいました。
このM51編成が、豊田車両センターに残る最期の189系と言うことで、これにて豊田の189系が全滅です。
とうとう扉が閉まってしまいました。
そして、
長野総合車両センターへの帰らぬ道へ出発して行きました。
5時間乗り通してみて、個人的には別段車両がうるさいわけでも無く、対向する高速バス(新宿~甲府便)よりも座席に余裕があり居住性に関しても十分に感じましたが、車体が老朽化しているとの事ですので、引退は非常に残念です。
隣のホームに、とうとう最後の現役189系となったグレードアップあさま色のN102編成が丁度のタイミングで停車しており、こちらを撮影して旅を終了とします。
個人的には、蒸気機関車よりも特急形電車の方が好きな事もあり、なぜ蒸気機関車はあんなにも復活などと、大事にされているにも関わらず、未だに動く事が出来る国鉄特急形電車は動態保存が行われずに潰すのか疑問です。
あと1編成現役で残っていますが、こちらも保存とはいかないのでしょうね。
最後に、本電車ツアーで隣席になった家族連れさん、お世話になりました。おかげさまで楽しく過ごせました。また、どこかで会いましたらよろしくお願いします。
189系M51編成 今までありがとう!お疲れ様でした。